白ワインの素材を使用し、赤ワインの製法で作り上げる

GD Wine

白ワインの聖地としても有名なフリウリ
イタリアの北東部
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州

オレンジワインの特徴

白ぶどうの原料で赤ワインの製法の別名アンバーワイン

オレンジワインとは、白ぶどうを原料としとて、赤ワインと同じ方法で作られたワインのこと。破砕した白ぶどうの果皮や種子を果汁と一緒に発酵することで、果皮に含まれる色素が溶出しオレンジ色になります。白ワイン特有のアロマティックな香りと、赤ワイン特有の渋味と苦味を併せ持った深みのある味わいになっています。「オレンジワイン」という呼び名はイギリスのワイン商が2004年に作った造語で、オレンジワインの伝統的な産地であるジョージア(グルジア)ではアンバーワインと呼ばれています。

フリウリワインの特徴

限られた条件でしか作られない豊潤なミネラルワイン

フリウリ州(正式名フリウリ・ヴェネチア・ジュリア州)は、イタリア北東部にある白ワインの名産地で、最高級生ハム「サンダニエーレ」でも有名な街です。その中でも評価の高い生産地として、スロヴェニアとの国境にある都市Gorizia(ゴリジア)のCollio(コッリ)で有名で、ワインの品種としてはフリウラーノ、リボッラ・ジャッラ、ピノ・グリージョ、ソーヴィニヨンが名高いです。山から海岸沿いに広がる耕地、潮風と高地により寒暖差のある気候、石灰岩・泥灰岩・砂岩から構成された水はけのいい土壌(ポンカンと呼ばれる)。そうした条件下で作られるフリウリワインは、豊潤なミネラルを特徴としています。